ポイント1 |
引出しを開け閉めして確認を! |
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引出しは一生のうち数えきれないほど開け閉めされます。当然、傷みやすくなる部分なので、丈夫さが必要。
手作り家具は特に確認しておく必要があります。お店で必ず開け閉めして確めてください。 |
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チェックのポイントは、 |
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・引出しがガタつくものは、隙間から湿気や害虫が入り衣類などの保存に適さない。
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・接合部が、手と手を組み合ったような蟻組み (ありぐみ)にしてあるものが丈夫。
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・引出しの底板や側板の材料は厚いほど良い。 |
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・底板に木釘又はプラスチック釘を打ったものは、底板と一緒に擦り減るので良い。 |
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・鉄釘は長く使ううち、釘の頭が飛び出て引っかかる。 |
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ポイント2 |
「桐」 はタンス材の王様。 |
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お気に入りの洋服や、高価な式服などにカビが生えたり虫が付いたら大変。
衣類の保存には「桐」が最も適した素材として、昔からその効力が知られています。
桐は外気の状況に敏感に反応し、木の伸縮で自然に乾湿調整をし、タンス内を一定の快適状態に
保ちます。
湿度の高い日本の気候風土に、桐はマッチした素材と言えます。
引出しなど、タンス内部が桐で出来ているものをお勧めします。 |
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詳しくは、「桐材の特性」 のページをご覧下さい。 ⇒こちらからどうぞ |
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ポイント3 |
信頼のある産地・メーカーのものを選ぶ。(無垢の手作り家具は特に。) |
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いくら銘木といえども天然素材ゆえに、乾燥が不十分だと後で反りや狂いが生じます。特に、無垢製品は注意が必要です。
良い手作り家具(無垢)は、長い歳月をかけて木材を自然乾燥させ、更に人工乾燥機で水分をコントロールしたものを使います。
しかし、乾燥度合いを見極めるのは難しく、信頼のある産地やメーカーの手作り家具を選んでおけば間違いはないと思います。
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